急遽、検査入院することになった
男・まうぞうです。
前回も書いた通り、
前立腺ガンの検査のため、
直接細胞を採取する
生体検査です。
「検査入院」の「検査」の
文字から受ける印象で、
軽〜く考えていたのですが、
なんのなんの、かなりの大騒ぎでした。
まず、入院の数週間前に
事前の手続きやら検査やらが盛沢山。
一泊二日とは言え、
正式な「入院」ですから、
様々な書類を渡されました。
保証人や緊急連絡先の記入、
いろんな問診票の記入、
2週間前から毎日の体温チェック、
そして大量の説明書類の山。
事前の検査もてんこ盛りです。
まずは入院の数週間前。
本番の検査では半身麻酔をしますので
麻酔の量を図るために必要な肺活量検査、
身体機能に問題無いかのエコー検査、
心電図や血液検査などなどを受けます。
そして、このご時世ですので
PCR検査を受けさせられました。
わざわざ入院の1週間前に
唾液を採取して持っていきましたよ。
入院の準備も大変です。
着替えやコップにティッシュに歯磨きセット、
履物にお薬手帳などは当然必要だと分かるのですが、
検査時に必要とのことで、タオルケット・バスタオル・
タオルなどを準備するように指示され、
わざわざホームセンターに新品を買いに行きました。
で、いざ入院です。
朝10時に受付窓口へ。
説明受けて、
病室に案内されてしばらくすると
手の甲に点滴の針が刺されました。
本検査は14時からとのこと。
時間になって看護師さんが呼びに来て、
点滴のスタンドを持って転がしながら
歩いて行った先は
「手術室」
私が受ける生体検査は
正式な「手術(オペ)」
となるらしいです。
5〜6人の看護師さんが動き回る中、
手術台に乗せられた私。
テキパキと衣類をはぎ取られていきます。
もはや羞恥心は捨て去るしかありません。
看護師さんにされるがままです。
粗末なチ〇コや尻の穴まで丸見えです。
検査時のポーズは
M字開脚でした。
検査を担当するお医者さんがきて
検査が始まりました。
まず背中から小さな麻酔を打たれ、
それから太い麻酔薬をこれでもかというくらい
注入されました。
それからいよいよ本番、
太っとい針のような器具で
検体を採取していきます。
全部で14〜15回は刺されました。
麻酔のお陰でしょうね、
全く痛くはありませんでした。
しかし、本当に大変だったのは
検査が終わってからでした。
下半身麻酔状態ですから歩けませんので
ベッドのまま手術室から病室へ戻されます。
麻酔で自立排尿も出来ませんので
チ〇コには管が挿入されています。
これも麻酔のお陰か、
挿入される際に痛みなどはありませんでしたが、
違和感はあります。
用心のためか、
おむつまで履かされました。
我が人生初の体験です。
検査から4〜5時間が経過し、
夕方になるころには麻酔も切れてきました。
心配していた痛みも無く、それは良かったのですが、
なんせ点滴と尿管のせいで身動きが取れません。
横になっても寝返りも打てませんし、
背伸びすらできません。
ただでさえ病院の堅いベッドで
全く寝付けるもんではありません。
この半拘束状態がとにかく辛かったです。
食事は夕食と翌朝の朝食が出たのですが、
点滴&尿管装着の不自由な身体で
飲食するのが大変です。
その上、ただでさえ味気ない病院食、
しかも私のは糖尿食という
さらに味気ない食事。
それでも前夜から絶食状態でしたから
美味しくいただけましたけどね。
結局、夜も一睡もできませんでした。
局部の違和感の他にも、
窮屈なベッドに半拘束で腰や背中が痛い。
同室のじいちゃんたちのいびきや唸り声がうるさい。
点滴が切れたアラートが
ピーピーピーとあちこちで定期的に鳴る。
救急車の音が聞こえると
ドップラー効果無しに突然音が途絶える。
夜中に懐中電灯持って看護師さんが巡回に来る。
などなど、様々な要因で
全く眠れませんでした。
朝6時、やっと尿管が外されました。
この後、おしっこが出たら退院とのこと。
朝食をとって、しばらくぐったりしていました。
尿意を催し、トイレに行くと、
無事に出ましたよ、
血尿が。
これは想定の範囲内とのことでしたけど。
ようやく退院です。
一泊二日の短期間とは言え、
本格的な手術室でのオペまで受けましたので
相当な費用が掛かるんじゃないかとビビッてましたが、
結果的には3万円切るくらいの額で
そこはホッと胸をなでおろしました。
検査の結果はまた後日、
お医者さんの説明を聞きに
行かねばなりません。
あーーー、疲れた。
結果はまた。







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テキストを読むだけでこちらも縮み上がる思いです。何がとは言いませんが。
医療もちん…失礼、進歩していますし、全身麻酔で検査→麻酔が目覚める頃には管も抜かれて…ぐらいでお願いしたいものですねぇ…。ああ、痛い痛い。
辛いのはここまでで、せめて検査結果が良性でありますように祈っております。
でも、定期的な健康診断や血液検査は受けといた方がいいですよ。何がどこで見つかるか分かりませんから。