これまでいろいろな外的要因で不本意な借金を
背負ってきましたが、
自らが望んで背負った借金も沢山あります。
大きいので言えば車が最も高額ですが、
車以外で最も巨額な借金をしたのは
パソコンです。
マックです。
ハンバーガーじゃありません。
Macintoshです。
今ではMacOSだのiMacだのと
略称で呼ばれることの方が多くなりましたが、
清く正しい古き良き時代のMacを買いました。
もう20年以上も前のことです。
Macintosh IIci
支払総額7桁!
たかがパソコンに7桁の借金ですよ。
でも当時のMacはそれが当たり前の時代でした。
個人でも多少バブルの世相に
影響されたのかもしれません。
スペックは今の時代から見るととても貧弱です。
今の時代で言うと
炊飯器の制御用コンピューターよりも低スペックでしょう。
iPhone6なんか当時で言うならスパコン並でしょうね。
Macintosh IIciの購入当時のスペック
・CPU:68030-25MHz
・メモリ:8MB
・HDD:80MB
・FDD
・モニタ:13インチ640×480-256色
こんだけです。
AdobePhotoshopがバージョン1の時代です。
通信はニフティとかパソコン通信全盛の時代で、
インターネットもまだ全然普及していませんでした。
国内のパソコン事情と言いますと、
NECのPC98が鉄壁のシェアを誇っており、
今のWindowsマシンの前身であるDOS/V機が
ちらほら出始めてた頃です。
SHARPからはX68000が、
富士通からはFM-TOENSが、
ちょろちょろと発売されておりました。
8bit機やMSXはもう下火の頃です。
当時でさえ30万円くらいで国産パソコンが買えた時代に
何でMacintoshなんだとお思いでしょうが、
当時、はやり始めたDTPをかじっていたせいもあります。
今思えば、あの時、PC98か、
Macでも廉価版のLCくらいにとどめておけば、
その後の借金人生も大きく変わったような気がします。
ま、今でも、
代替わりを繰り返して、
iMacを使っているんですけどね。
これももう7~8年なりますのであちこちガタが出ています。
そろそろ新しいのを買いたいんですが、
これ以上のローンは厳しいかな。







拙い文章を最後まで読んで頂きありがとうございます。
あなたの応援が貧乏神様打倒のエネルギーです。
よろしかったらクリックをお願いします。
何かしら感想を抱いて頂けたら是非【拍手】をお願いします。
Mac を仕事で初めて使ったのが IIci でした。同僚が Mac で開発していたので、会社に言われて買いました。
文字処理の仕事をやっていたのですが、元のマシンは 98 で、「同じ C 言語だから大した違いはないだろう」と思っていたら、文字列の扱い方が違っていたので悪戦苦闘したのを憶えています。
普通の C は「文字が格納されている場所(番地/アドレス。「アドレスポインタ」の略で「ポインタ」と呼びます)」を持つのですが、Mac では「動的 GC」といって、作業用のメモリの中を掃除して空き領域を作るので、文字列があっちゃこっちゃ移動します。それで「ポインタへのポインタ」を使わなければなりません。これを「ハンドル」と呼びます。
98 用のポインタベースのプログラムを Mac 用のハンドルベースに書き換えるのに、えらく苦労したのを憶えています。
現在でも「ハンドルネーム」と書いてあるのを見ると、「『ハンドル』だけでええっちゅーに」と内心ツッこんでしまいます。
おお、MacIIci使ってらっしゃいましたか。
いいマシンでしたよね。
私は言語なんかはさっぱりで、主にIllustratorやQuarkXPressでDTPやってました。まだイラレのバージョンが1.9だった頃です。
「ハンドルネーム」ってそういう語源だったのですね。知らなかったです。