謹んでご冥福をお祈り申し上げます。
以下、大半、自分語りです。
私のオタク道は「宇宙戦艦ヤマト」がスタートでした。
本放送は見逃していましたが、
翌年の夏休みの朝に再放送されており、
それを観た衝撃は今でも忘れられません。
私が小学校1年生の頃です。
「宇宙戦艦ヤマト」の原作は半分は西崎さんだと思っていますが、
松本先生のキャラデザインが無かったらあり得なかった作品だと思います。
そういう意味では、まぎれもなく「宇宙戦艦ヤマト」も
松本先生の代表作の一つだと言えると思います。
はじめて買ったVHSのマスタービデオカセットは
「さらば宇宙戦艦ヤマト」でした。
全セリフを覚えるくらい観返しましたよ。
この「さらば宇宙戦艦ヤマト」は
未だに私の中では最高のアニメの一つです。
小学校4年の時の公開なのですが、
劇場に2回(翌年公開の「ヤマトフェスティバル」を合わせると3回)
足を運びました。
ヤマトシリーズは、
豪華本やロマンアルバムをはじめ、
様々なムックも買いました。
ボロボロですが今でも我が家の本棚にあります。
とにかく子供の頃はヤマトの絵を描いていました。
今でも、資料を見ずにおおよその感じは描くことが出来ますよ。
ヤマトのお絵描きからオタク道が開花し、
そこからひたすら修羅の道をまっしぐらに進み、
年がら年中イラストを描き続け、
そのおかげでグラフィックデザイナーという
天職に就くことも出来ました。
ヤマト以降も松本先生の作品へのめり込んでいきました。
コミックはかなりレアなものまで集めてました。
今ではeBookJapan等のデジタルでも
相当数の書籍が取り揃えてありうれしい限りですね。
一番は中々選べないのですが、
好きな作品といえば、
「ミステリーイヴ」
「男おいどん」
「漂流幹線000」
「帰らざるる時の物語」
「大純情くん」
などですかね。
もちろん王道の
「銀河鉄道999」
「宇宙海賊キャプテンハーロック」
「クイーンエメラルダス」
「新竹取物語1000年女王」
なんかも愛読していましたよ。
松本先生の思い出といえば、
私が今の会社に就職した17年前。
ある日、わが社の業務の一環で、
いろんな画家の方の作品を預かって
加工するという仕事が入りました。
その中の作家さんのお一人が松本先生でした。
長年憧れていた方の生原稿を手にしたときは
それはもう感動したものでした。
図案の内容は、メーテルと鉄郎・鳥さん・松本先生ご自身が入っている構図でした。
今でも一緒に写った写真が残っていますよ。
もう一つの思い出は、
今から10年前の2013年。
福岡市の「福岡アジア美術館」で開催された
「松本零士秘蔵コレクション展」で
直にご本人にお会いできたことでしょうか。
「デザインの仕事に就いたのも先生の作品に触れたことがきっかけでした!」
と熱く語ってしまいましたが、「そうですか。」との
お言葉を頂戴し、目の前で直筆のサインを頂きました。
いずれも懐かしい思い出です。
以前、私にとって一番嫌なことは「死」でした。
しかし、この歳になって、
芸能人や有名人など、同時代を生きた人が亡くなっていき、
身内や知人なども亡くなる人が出てきて、
トドメに自らがガンになって「死」を強く意識する出来事があって、
「ああ、そのうち自分の番が来るんだなあ。」
と思えるようになってきました。
ここでさらに衝撃的な松本先生の訃報です。
昨年だけでも、私にとってショックを感じた人として、
安倍元首相、藤子不二雄Aさん、村尾ミオさん、
エリザベス女王、アントニオ猪木さん、かざま鋭二さん、
渡辺徹さん、水木一郎さん、叔母二人、従姉妹の旦那、
などが亡くなりましたが、
今回の松本先生の訃報は比較にならないくらい衝撃的でした。
嫌が応なしに「死」を意識させられます。
「遠く時の輪の接する処で、また巡り会える」
この言葉を胸に、残りの人生を歩みたいと思います。
どうか安らかにお眠りください。







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という漫画を読みました。
嫁子ちゃんのオススメで、
とりあえずeBookJapanで
無料立ち読みが出来た
1・2巻分です。
いい歳した
アラフィフの
おっさんが
キュンキュン
しましたよ。
中学生の頃の
甘酸っぱい初恋の想い出が
生々しく蘇りました。
これに続いて、
先日アニメ化された第1回放送分を
視聴致しました。
これまた
胸キュンです。
非常に良く出来たアニメでした。
さらにそのアニメの放送時、
原作コミックのCMが流れたのですが、
実写で原作のワンシーンを再現した内容で
教室の机に突っ伏す女子中学生に
キュン死
しました。
私は片想いのプロです。
初恋の相手には
実に8年間の片想いを
貫きました。
しかもその子とは
幼稚園から高校まで同じで
選択コースや選択教科も
不思議とよくかぶったせいで
かなりの期間同じクラスでした。
・幼稚園年中:同じクラス
・幼稚園年長:同じ
・小学校5・6年:同じ
・中学校2・3年:同じ
・高校3年間:同じ
実に
14年間同じ学び舎で
9年間同じクラス。
片想い道的には恵まれた環境です。
毎月の席替えは
生死を分けるイベントでした。
フィンガー5ではありませんが
1つでも近い席を・・・
斜め後ろの席が狙い目です。
ずっと見ていられますからね。
それなりに泣き笑いの想い出が出来、
お情けで1度デートをしてもらいましたが、
結局、私から告白することは出来ず、
私の青春は片思い1色で終わりました。
それに比べたら、
「からかい上手な高木さん」
の登場人物・男子中学生の西片くんは幸せです。
私の叶えられなかった両想い・・・
それを漫画の中で実現してほしい・・・
西片君を応援しています。
西片君が漫画やアニメの中で
「高木さんめー」
「やられたぁ高木さん」
「高木さん」「高木さん」
と言う度に私も学生時代の
「Tさん」のことを思い返します。
今でも夢に出てくるTさん。
今現在アラフィフで、
子供や、早ければ孫がいるかも
しれませんね。
どこでどう過ごされているのでしょう。
ふう。







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福岡県立美術館で開催されている
「追悼水木しげるゲゲゲの人生展」
に行ってまいりました。
水木さんの漫画といえば、
超写実的な点描&カケアミ背景と
デフォルメされたキャラのコントラストが
独特な世界を創り出していることで
有名ですね。
私も昔、
趣味&仕事でペン画をやっておりましたので、
プロの漫画家さんの生原稿には
とても興味があります。
いざ、会場へ。
展示してある生原稿を見る。
うむ、さすがに細かそうな書き込みだ。
どれ、もっとよくペンタッチを見てみよう。
・・・・・・
見えん・・・・
展覧会行くにも
老眼鏡が必需品と
なったか。
悲劇でした。
裸眼の視力はまだ両目とも
1.2をキープしているんですけどね。







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町内の医院がかかりつけでした。
当時でさえ古ぼけていた医院。
その待合室で手に取った漫画が
ちばてつやさんの短編集でした。
診察が終わっても、
ひたすら読み続ける幼い私に
看護婦さんが
「持って帰っていいよ。」
と言ってくれました。
その短編集に載っていた漫画、
「蛍三七子」
幼いながら生意気にも
三七子に惚れました。
五十路手前になって、
先日、デジタル書籍で買い直して
「蛍三七子」
を読み直しました。
数十年前に手放した漫画のセリフを
鮮明に覚えてました。
一ヶ所、単語を改定してありました。
「精薄」
を
「心の病気」
に。
時代の流れでしょうか、
時代の要請でしょうか、
ふと、気付いたものですから。







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「キングダム」最新刊まで
46冊一気に読み尽くした
男・まうぞうです。
大人買いが出来る大人な男です。
面白かったですね。
続刊が楽しみです。
ふと思ったのは
「歴史漫画って難しいジャンルだよな-」
ということ。
なぜなら、
「読者が結末を知っている」
からです。
知らない人ももちろんいるでしょうが、
この「キングダム」については
史実をベースにしていますから、
「最終的にどちらが勝つのか」
「実在の人物の今後はどうなるのか」
がバレている前提で
漫画を書いて行かなくてはならない。
ですから、
大きな結末をどうするかではなく、
どう見せるかが歴史漫画の
重要な所だと思うわけです。
他の漫画のように、
「黒の組織の黒幕は誰?」
「ルフィは海賊王になれるの?」
「デューク東郷の素性は?」
「一歩は世界チャンプになれるの?
いや、なるだろうなあ・・・
ジョーはなれなかったからこその
永遠の名作なんだよなあ・・・」
「紅天女は、まあ、マヤでしょうなあ。」
と、
結末の行方で読者を引っ張れない分、
歴史漫画はその時々の描写で
魅せてゆく運命にあります。
あとは作者の解釈や表現力を
楽しむという感じですかね。
ここで、唐突に、僭越ながら、
“私のオススメする歴史漫画!”
を。
全て私が持っているor持っていた作品ですので
自信を持ってオススメします。
(失礼ながら敬称略させて頂きます。)
(一部、フィクション・ファンタジー有り)
●手堅く日本の戦国時代
1 入門編
横山光輝シリーズ
「徳川家康」「織田信長」「豊臣秀吉」
「伊達政宗」「武田信玄」「武田勝頼」
2 熱中編
宮下英樹「センゴク」シリーズ
3 魅了編
池上遼一「信長」
4 破天荒編
本宮ひろ志「夢幻の如く」
5 漢(オトコ)編
原哲夫「花の慶次」「影武者徳川家康」
6 ヒロイン編
小山ゆう「あずみ」
7 マニアック編
山田芳裕「へうげもの」
●日本の戦国時代に並ぶ人気、三国志
1 入門編
横山光輝「三国志」
2 熱中編
王欣太「蒼天航路」
3 破天荒編
本宮ひろ志「天地を喰らう」
●三国時代から遡って春秋戦国時代
1 入門編
横山光輝「史記」「項羽と劉邦」
2 熱中編
原泰久「キングダム」
3 破天荒編
本宮ひろ志「赤龍王」
●日本史全般
・全史
手塚治虫「火の鳥」シリーズ
・全史
川原正敏「修羅の刻」シリーズ
・大和時代
山岸凉子「日出処の天子」「馬屋古女王」
・奈良時代
里中満智子「天上の虹」
・平安時代
大和和紀「あさきゆめみし」
・鎌倉時代
横山光輝「平家物語」
・明治・大正
大和和紀「はいからさんが通る」「ヨコハマ物語」「N.Y.小町」
・戦中
かわぐちかいじ「ジパング」
・戦中
こうの史代「夕凪の街桜の国」「この世界の片隅に」
・戦中・戦後
水木しげる「ボクの一生はゲゲゲの楽園だ」
・戦中・戦後
かざま鋭二「青春山脈」
・戦中・戦後政治史
さいとうたかを「小説吉田学校」
●中国史全般
・古代
横山光輝「封神演義」
・古代
藤崎竜「封神演義」
●世界史全般
・古代ギリシャ
岩明均「ヒストリエ」
・11世紀北欧
幸村誠「ヴィンランド・サガ」
・フランス革命
池田理代子「ベルサイユのばら」
中にはかなり以前に売ってしまって
記憶が薄れている作品もありますが、
面白かったという記憶だけは確かです。
さて、
これだけ網羅してて、
皆さんお気づきかもしれませんが、
“日本の幕末が無い”
ですね。
小説は読んでるんですよ。
山岡荘八「徳川慶喜」とか
司馬遼太郎の「燃えよ剣」とか。
でも漫画はほぼ未開拓です。
と言うか、
幕末物は歴史的主要人物を主人公にした漫画を
あまり読んでません。
小山ゆう「AZUMI」とか
手塚治虫「陽だまりの樹」とか
和月伸宏「るろうに剣心」とか
持ってますが、
幕末の英傑・偉人たちとはあまり
関係の無い話ですね。
そう言えば、
小林よしのり「ゴーマニズム宣言」も読んでますが
これも一部歴史ドキュメンタリー漫画と言えますね。







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