いろいろと
心臓が止まった瞬間
というのがありました。
飲んだくれ母親に
包丁を突きつけられた時とか。
飲んだくれ父親が
裏庭の柿の木にぶら下がっていたのを
発見した時とか。
簡易(「地方」だったかな?)裁判所から
訴状が届いた時とか。
この訴状は元嫁さん宛のものでした。
2回ありました。
どちらも原告は金融会社です。
それぞれ2~30万円程度の
請求だったと思います。
それまでも、
金融会社からの電話や督促状は来ていましたが、
裁判沙汰になった時は
さすがに心臓が泊まりました。
督促状とはいえ親展郵便を
たとえ夫婦でも勝手に開けるわけには
いかないと思っていましたので、
全て本人に手渡していましたが、
訴状となると無視できず、
内容を確認しました。
慌てて原告の金融会社に電話して、
「明日かならず振り込むから、明日の時点の
利息・遅延損害金込みの残高教えて!」
と伝え、翌日に私が借金して振り込みました。
金融会社に
「振り込めば訴えは取り下げてくれますよね?」
と伝えただけで、
弁護士にも相談してませんし、
もちろん呼び出し当日に裁判所に
行ってもいません。
我ながら司法に関し適当すぎますね。
とりあえず、
悪徳金融会社ではなく大手でしたので、
ちゃんと訴えは取り下げてくれたようです。
一連の流れについて今考えると、
私自身も馬鹿だったとしか思えません。
督促状や取り立ての電話が来た時点で
なぜ元嫁さんの財布を私が管理
しなかったのだろう?
そうしておけばもう少し
傷口は小さかったかもしれません。
ましてや1度ならず2度までも
裁判沙汰にまでなっておきながら、
結局、手綱を持つことは出来ませんでした。
そこからさらに不明な借金が増え、
闇金にまで手を出していたようで、
別れることになりました。
今思えば、私も立派に
マインドコントロールされて
いたのでしょう。
そうそう、
闇金の黒服のお兄さんが訪ねて来た時も
心臓が止まりましたね。
まあ、
カウカウファイナンス
みたいな激しい
取り立てではなかった
のが救いですけどね。







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