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貧乏神に愛されて
貯金なし、保険なし、資産なし、借金ありのどん底です。生まれたときから貧乏で、絶望的に金運が無い貧乏神様に愛された適応障害持ちの貧乏人(びと)のブログ
寿司職人を語るホリエモン
Yahoo!ニュースより抜粋



ホリエモンは2015年10月29日にツイッターで、寿司職人に関してバカなことを書いているブログがあると指摘し、

「今時、イケてる寿司屋はそんな悠長な修行しねーよ。センスの方が大事」

とつぶやいた。フォロアーからご飯を炊く時の水分調節やシャリを握るのはそう簡単に会得できるものではない、と意見されると、

「そんな事覚えんのに何年もかかる奴が馬鹿って事だよボケ」

と返した。長い期間の修行や苦労によって手に入れたものは価値がある、というのは偏見であり、寿司職人の修行というのは若手を安月給でこき使うための戯言に過ぎないというのだ。

 ホリエモンは2014年12月26 日にYouTubeで配信している「ホリエモンチャンネル」で寿司職人について語っている。コロンビアに寿司店を出したいという男性からの相談に答え、その中で寿司職人になるには10年くらいかかると言われてきたけれど、半年くらいでプロを育成する専門学校も出来ている。長い期間修業が必要なのは「1年間ずっと皿洗いしていろ」などと寿司作りを教えないから。今は独学で寿司を出したり、短期養成の専門学校に行って寿司職人になる人が増えている、問題は寿司を作る人のセンスだ、などと語った。
とホリエモンが書いたとのこと。




要するに

「何年も修行するのはナンセンス」

と言いたいらしい。



この人、
常に注目を浴びていないと
気が済まないのか
ただ扇情的に過激なことを言ってる
だけのような気がします。

どこの世界でもそうですが
形だけ真似ても

“職人”

と呼べる域に達するには
そう簡単ではないと思います。



Yahoo!記事にはこのツイートに関連して、

「数ヶ月で寿司職人を養成する専門学校があって
 実際、独立して店を出した実績もある」


と書いてありましたが。



それで全てOKとは思えません。



寿司職人が

“ご飯を一定の形に固めてネタを乗せるだけ”

の技術職だったら
たしかに数ヶ月である程度は
出来るようになるでしょう。

でも、デザインの世界もそうですが、

“デザインできる”

のがデザイナーではありません。

“どんな環境、どんな状況、
 どんなクライアント相手でも、
 ある一定レベル以上の成果が出せる”


のがデザイナーです。



寿司職人だってそうでしょう。

握れればいいってもんでは
ないと思いますけどね。

数ヶ月の専門学校での勉強で
以下のことが学べるのか。


 大漁の時もあれば
 天候不良で不漁の時もあるけど
 どんな時でも良いネタを
 仕入れる目利き。

 極端な話、鮮魚以外のものも、
 加工して握って“寿司”として
 完成させる技量。



 お客さんは一律ではありません。

 お金を貯めてやっとの思いで寿司屋に来た
 貧乏家族もいるでしょう。

 酒に酔ったたちの悪い客も来るでしょう。

 成金オヤジやヤクザも来るかもしれません。

 そんな様々な客に対して相応の満足を与える
 技術と接客・トラブル処理の感覚。


そんなもろもろの“寿司職人”としての
総合的な技術が学校で学べるのか。

記事中にも出てきますが、
「飯炊き3年、握り8年」という格言や、
「1年間ずっと皿洗いしていろ」という封建的な慣習も、
ある程度長い期間、カウンターの中で修行している間に、
親方のお客さんに対する接し方やトラブルの処理の仕方、
さまざまな店作りの工夫や従業員の扱い方を
肌で感じるための期間なんじゃないでしょうか。



ホリエモンの生きてきたITの世界では、
0か1しか理解しないパソコン相手ですから
デスクの周りにフィギュア飾って
ポテチつまみながらでも仕事ができるのでしょう。

それでもモノになるまでには
何年もかかると思いますけどね。

ホリエモン自身、
経営者視点で考えてみた場合、
IT系専門学校出たての新卒と
何本もヒット出したゲームクリエイターを
同じレベルで扱えるのかな?

“センスの問題”

とホリエモンは言ってますが、
“センス”だけでは太刀打ちが出来ないシーンを
乗り越えることが出来るのが
“技術”であり“経験”です。



何かこの人、
極端なんですよね。




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