家の中でプラスチックの物体を見ると、
「プラスチックということは
元はどこの工場でこの形に
成形されたんだろう・・・」
続いて、
「原料は石油だなあ。
どこの製油施設で精製されたんだろう・・・」
となり、
「中東あたりの地下数千mあたりで
原油だったのだろうか・・・」
そして、
「数億年前になるのだろうけど、
どこかの海底で積み重なったプランクトンの
成れの果てなんだよなあ・・・
その個々のプランクトンは
どこのどういう海を漂っていたのだろう・・・」
となります。
プランクトンが
原油になって石油になってプラスチックになっても
この物体を構成する原子や分子は
数億年前から変わらない姿のはずだろうし。
それが巡り巡って我が家の洗面台を構成する
部品の一つとなっている。
この先数億年後には、
この原子達はどこにどういう風に
存在しているのだろう。
想いが馳せます。
自宅で木の柱をみると、
「どこの野山に生えていた樹木だったのだろう・・・」
革のシートを見ると、
「どこの草原を走っていた獣だろう・・・」
きりがありません。
何の生産性も無い
意味すら無い空想ですが。







拙い文章を最後まで読んで頂きありがとうございます。
あなたの応援が貧乏神様打倒のエネルギーです。
よろしかったらクリックをお願いします。
何かしら感想を抱いて頂けたら是非【拍手】をお願いします。