町内の医院がかかりつけでした。
当時でさえ古ぼけていた医院。
その待合室で手に取った漫画が
ちばてつやさんの短編集でした。
診察が終わっても、
ひたすら読み続ける幼い私に
看護婦さんが
「持って帰っていいよ。」
と言ってくれました。
その短編集に載っていた漫画、
「蛍三七子」
幼いながら生意気にも
三七子に惚れました。
五十路手前になって、
先日、デジタル書籍で買い直して
「蛍三七子」
を読み直しました。
数十年前に手放した漫画のセリフを
鮮明に覚えてました。
一ヶ所、単語を改定してありました。
「精薄」
を
「心の病気」
に。
時代の流れでしょうか、
時代の要請でしょうか、
ふと、気付いたものですから。







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