井沢元彦さんの「逆説の日本史」に
「日本の怨霊信仰」がよく出てきます。



人（特に偉い人）は現世に恨みを残して死ぬと
怨霊となって現世に災いを成すというもの。



その為、昔から為政者たちは、

「いかに怨霊を沈めるか」

に心砕いてきたということです。



「源氏物語」も怨霊鎮魂の手段だそうです。

現世に恨みを残して怨霊と化した臣籍降下した貴族たちに
物語の中で思う存分栄華を極めてもらって
心安らかになってもらおうということ。



私も、



貧乏神様の絶大なる活躍のさまを余すところなく
このブログに書き記すことによって、
心穏やかな福の神様となってもらって、
私の懐を守護して頂こうと願いを込めて
今日もブログをしたためます。



さて、

「彼を知り己を知れば百戦殆うからず」

と、孫子にもあります。



私も貧乏神様との戦いについては百戦錬磨の勇者です。



今のところ、

3勝327敗

くらいの戦績です。



これからの戦いのためにも
貧乏神様からのあらゆる攻撃を想定して
対応を考えておかねばなりません。



●仕事関係
　不況などで会社が潰れてしまうかもしれません。
　転職する可能性だってあります。
　降格や減給なども考えられます。
　少なくとも、今後、自分のビジネス人生において
　待遇が良くなる可能性は限りなく“0”だということです。

●健康関係
　病気・怪我は要注意です。
　車関係であれば保険がききますし、
　仕事上の怪我でしたら労災がきくでしょうが、
　それ以外の保険には一切入っておりませんので、
　ひたすら健康に留意したいと思います。

　今日も元気に百薬の長を飲んで寝ます。

●天災・事故
　こればっかりは天に祈るしかないのですが、
　地震や台風なんかで住むところをなくしたら
　途端にホームレスですから。
　身を寄せる親戚も無ければ、
　当面の生活費もありません。

●悪魔出現
　これまでの人生で、
　人生の曲がり角で絶妙なタイミングで
　現れてきた悪魔たち。
　親・姉・元嫁・旧職場雇用主・現職場上司など、
　私の貧乏化を加速させるために現れてきた疫病神。
　今度はどんな悪魔が現れるのでしょう。



と、まあ、
いろんな貧乏リスクを考えてきましたが、
ひたすら敵の攻撃を予測するだけで
何の対策も立てようがないですね。

勝負になりません。負け必至ですね。



また明日から過酷なワーカー生活です。

サザエさん症候群です。

でも働かないとおまんまが食えません。

借金が返せません。


















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