「年度末までに仕上げろー」
というお客様の無茶な注文に対応すべく
所員一丸となって汗だくで働いております。
「なんで俺だけがこんなに忙しいんだ!」
が、口癖の営業課長は、
今日もどうでもいいような訪問営業を
繰り返しております。
「なんで偉大なる俺様がこんな閉職なんだ!」
が、口癖のクラッシャー役員は、
今日も威圧的な態度と容赦の無い言葉で
部下をいじめぬいております。
まあ、平常運転というところですね。
さて、
「貧乏暇無し」
と申しますが、
今月に限っては本当にその格言通りで、
土日出勤を始め、残業に追われる毎日をすごしております。
もちろん、
残業手当や
休日出勤手当は
つきません。
元々、
私は前職ではしがない専門職だったのですが、
その職種自体がイヤで辞めたわけではありません。
当時の雇用主と絶対的・破滅的・絶望的に
合わなかったせいで辞めました。
退職前後の時期には
それはもう涙無しには語れない
修羅場な騒動がありましたが、
とにかくなんとか脱出適いました。
最後にア・バオア・クーの深部で
コアファイターを見つけた気分でした。
「さて、これからどうしよう」
となった時に選択肢は2つありました。
転職するか独立するか。
仮に独立するに際しては、
技術的・機材的には全く問題ありませんでした。
前職場では毎日ジャンジャンバリバリの
球打ちゲームに旅立つ雇用主の代わりに
実質、現場の仕事は私が取り仕切っていましたから。
機材もパソコン・プリンターなど一通り
自宅にも揃えていました。
問題は営業面・経理面の知識が全く無かったことと、
無一文でのスタートに私のガラスのハートが耐えられるか
ということでした。
いろいろと検討していく中で、
「とりあえず転職情報でも探してみるか。」
と思いついたのが
運の尽き
でした。
その当時、
私は「派遣」という制度自体知らなくて、
私のやってた専門職は派遣でやる方が多いらしく、
しかもそれなりの専門性が認められていて
時給も結構高めでした。
ためしに、
とばかりに派遣会社に登録だけしてみました。
すると、連絡があり、
ちょっとしたスキルテストなんかを受けた後、
すぐにある職場を紹介されました。
それからはとんとん拍子に事が運び、
結局、その会社に採用となりました。
とりあえず独立までの準備期間として
“派遣で”と思っていたら
正社員で。
好きな“専門職”で働くつもりが
何故か工員で。
何で私もこの時、この条件で、
この会社への入社を決めたのかよくわかりません。
それまで極々零細企業に勤めていたのが、
ちょっとだけ中小企業の会社規模に惹かれた
というのは確かにありましたが。
なんとなく安定してそうに見えましたから。
大きな間違いでしたねえ。
それからはさらに転職や独立する勇気も無く、
貧乏神様との暗闘にさらされたこともあって、
ズルズルと工員生活を送っています。
前回転職した30代後半と今の40代後半では
転職事情が全く異なるようですね。
30代では比較的スムーズに求職口が見つかったんですが、
40代・50代ともなると派遣やアルバイトも難しいとのこと。
私のブログからリンクさせて頂いているブログにも
中年になってからの転職を綴ってあるブログがありますが、
皆さん苦戦されているようですね。
私ももうこの年になって、
下手な夢を見るのは諦めて
ひたすら今の仕事にしがみついてゆきたいと思います。
倒産しなければ・・・
リストラされなければ・・・
ハートクラッシュしなければ・・・・・・・







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