私が初めて生頼さんの絵に出会ったのは
平井和正さんの小説、
「幻魔大戦」
の文庫本を買った時でした。
私が中学生の頃です。
表紙の圧倒的な画力にも感動しましたが、
それ以上に強く心惹かれたねは
本文の途中にあるモノクロの挿絵でした。
後になって、
生頼さんの点描やペン画にも魅了されるのですが、
幻魔大戦の白黒はっきりした陰影の挿絵に
私はぞっこんになりました。
初めて買った画集は
近未来の核戦争を題材にしたアニメ、
「198X年」
のイメージイラスト集でした。
その後、
コーエーのゲームの
パッケージアートに
うっとりしたり。
次に買った画集、
「神話」
これに完全に心奪われました。
タイトルさながら
私にとって絵のバイブルとなりました。
私もひと頃、
仕事の一環で絵を描いていましたが、
好んでリキテックスを使っていたのは
生頼さんの足下の爪先の端にでも
少しでも近づきたかったせい
かもしれません。
今回、
そんな私が
初めて生頼さんの生原画を
見てきました。
適応障害の発作時に出るような
手足の痺れがMax出ました。
全身鳥肌ものでした。
感想は山ほどありますが、
とりあえず言えることは、
2人分の交通費
約6万円も
全く惜しくない。
ということですかね。
これが関西ではなく
網走や長万部で開催されたとしても
行ったことでしょう。
来年は宮崎で開催予定とのこと。
行かねばなるまい。
私に百億単位の資産があったら、
生頼さん専用の
「生頼範義記念美術館」
を作りたいくらいです。







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生頼範義展は作品と数に対して、正直あのお値段はかなりお得過ぎると思ってしまう位、私にも満たされたものでした。
画力の高さもさることながら、構図も素晴らしく、ゴジラの迫力、美女の妖艶さ、かなりの集中力を要したであろうモノクロ点描の緻密さ、全てを目に焼き付けようと会場内を何度も回ってしまいました。生頼範義タワーも色々探索出来て楽しめました。
出来得ることなら今度はもっと広い美術館で全作品を堪能したいですし、生頼範義さんのアトリエを再現、展示して頂けたら嬉しいです。
関西への往路でエヴァ新幹線に乗車されたようで、羨ましい限りです。充実した旅行でしたね。
生頼範義氏のイラストは絵とは思えぬ程の書き込みで写実的なのに、写真以上のパワーというか、絵から伝わってくる魂のようなものが凄いですよね。
僕はコーエーのビジュアルをよく目にしていましたが、なんというか「生き様」の様なものをいつもイラストから感じていました。
コーエーは自社で生頼範義美術館建ててもバチは当たらないと思います。
はい、十二分に満喫してきました。
生賴さんのアトリエは宮崎に現存するようですね。YouTubeで宮崎ローカル番組でやってた放送を見ました。
本当に是非とも保存して一般公開してほしいものです。
それすごくいい案ですね。コーエー出資。
確実に生賴さんのパッケージアートで伸びた売上分があると思いますから。
我が家には初代「三国志」「信長の野望」発売中の頃のパソコン雑誌があるのですが、まだ生賴さんにお願いする前で、正直、しょぼいイラストです。
お願いしますよ、コーエーさん。