天皇陛下が譲位されるご意向とのこと。



ニュース速報で見てびっくりしました。



明治大帝以来、
天皇の位は崩御されるまで
継承されないということに
なっていました。

明治・大正・昭和と
一時代一天皇という制度ですね。



私が物心ついた時から
日本の天皇は昭和天皇でしたので、
それ以外の人（今上天皇、当時の皇太子殿下）が
天皇になるというのが今ひとつ
しっくりとこなかった記憶があります。

平成の世になりましたが、
当然のように今上陛下も
崩御なさった後に皇太子殿下が
即位なされるものと思っていました。



それが今回のご決断。

数年前からその意思をお持ちだった
とのことですが。



陛下は

「憲法に定められた
　象徴としての務めを
　十分に果たせる者が
　天皇の位にあるべきだ」

とお考えとのこと。



真剣にお考えになってのことと思います。

誠実なお人柄が痛いほど分かりますね。



簡単なことではありませんので、
これから先、さまざまな議論を経て
ゆくことになろうかと思いますが、
市井の小市民たる私的には
それもありかなと思います。

古代から続いた皇室の制度ですから、
軽々しく口を出すべきじゃないのかもしれませんが、
生物学的に一人の人間として陛下を考えた時、

82歳というお歳を召されているのですから
もう“余生”という単語を使っても
不敬にはならないと思いますので使います、

余生をゆったりとお過ごし頂ければ
いいなと思います。


















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