宮内庁の事前コメントでは
「『退位』などという直接的なコメントは避けられる見通し」
とのことでしたが、
直接的に『退位』などという“単語”を
お使いになっていないだけで、
かなり強いお気持ちのこもった
メッセージだったと思います。
その御心をおもんばかると
切なく、
愛おしく、
有り難く、
いろんな感情が入り交じるのですが、
細かくは書きますまい。
ただ、一つだけ、
勝手に想像させて頂くなら、
陛下ご自身も、
ご自身の老いを考えつつも、
制度や法制など大量で複雑な諸事情のことも
十二分にお分かりになっているでしょうから、
もしかしたらご自身がお元気なうちの譲位は
難しいとお考えなのかもしれません。
ですが、あえて異例の直接ビデオメッセージを
国民に向けてお発しになったのは、
皇太子様を始めその後に続く後の天皇となる方々が
ご自分と同じ辛さを感じることがないよう
布石を打たれているのかなと勘ぐってしまいました。
難しいことはわかります。
ですが
「十分に議論をかさねて」
「有識者の意見を集めて」
「広く国民の意思を尊重して」
なんて言ってる間に、
3年5年と過ぎてしまえば
陛下のお歳は85歳90歳と
なってしまいます。
政治家だって会社役員だって
市井の一般庶民だって
引退後の健やかな余生を送る権利があるのに。
政府には迅速な対応を望みますね。







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自身のお立場や、国内・国際情勢から国民感情に至るまで、深く深く配慮された上で言葉も充分に選ばれた全文でしたね。
そのお人柄が伝わってくる、優しい「お気持ち」でした。
これまで長年、常に公務を優先し国の事を考え続けてこられた陛下が、初めて異例を承知で発言されたそのお心を、国民としてはしっかり受け止めてご希望に沿う形でお応えしたいと思うところですが、元々生前退位を禁じた理由も考えると国としては難しいでしょうね。
良き所に落ち着くと良いのですが…。
本当に老若男女見る者の心に染み入るようなお言葉でしたね。
マスコミや政治家は憲法や皇室典範を金科玉条のように言いますが、そんなもの皇室の長い歴史からしたら、最近出来て皇室に縛りをつけたモノにすぎません。本来なら天皇陛下という存在は、憲法を含め成文法全てを超えた超越的な存在だと思える気がしないでもありません。
ちょっと危険な思想になっちゃいましたね。
全てがうまくいってほしいですね。