家族は支え合うもの。
家族は協力し合うもの。
知識では理解出来るのですが
感情として全く理解出来ない男・まうぞうです。
ドラマなどで
“家族愛”
などを描かれると
どうもピンときません。
生身の知人・友人が
「母親と2人で旅行に行った」
「父親と酒を飲んだ」
などと教えてくれても
「なぜ、そんなことが出来るの?」
という根本的な所から
疑問を感じてしまいます。
いえ、分かるんですよ、
私が絶対的に少数派だということは。
でも理解できないものは理解できないんです。
親を筆頭に、
家族という存在は
私にとって
“敵”
でしたから。
今現在、唯一の家族である嫁子ちゃんは、
私にとって必要不可欠完全無欠の存在すぎて、
“全身全霊を捧げたパートナー”
という感じは抱くのですが
“家族”
と呼ぶのには違和感を感じます。
生い立ちやその後の人生経験で、
根本的に“家族”という関係を
受け入れられない体質に
なってしまったのだと思われます。
何度も何度も書きましたが、
うちの両親は2人とも飲んだくれで
喧嘩や刃傷沙汰は日常茶飯事、
その上、私にとっては貧乏生活の
諸悪の根源ですので、
愛情など最初から生まれようはずも
ありませんでした。
年の離れた異父姉は
そういう家庭が早くからイヤだったのでしょうか、
とっとと嫁に行きました。
姉も不幸な人生を歩んではいます。
ろくでもない最初の旦那との間に授かった
子供は2人とも病気で亡くし、結局離婚し、
良い人と再婚してようやく
落ち着いた生活を手に入れました。
という同情すべき点はあるんですが、
私にとってはやはり“敵”です。
飲んだくれ親を長年、私に押しつけながら、
最後は私から金を根こそぎ奪ってゆく
守銭奴な強欲姉となりましたから。
憎しみどころか殺意しか残ってません。
私も、成人して最初の結婚をしましたが、
元嫁さんが借金大王で生活は破綻。
授かった子供ともろくに触れあえないまま
別居から離婚への流れとなり、
十数年、養育費を振り込むのみの繋がりでした。
アラフォーの時に嫁子ちゃんと出逢い、
アラフィフになった今、
貧乏ですがようやく落ち着いた生活を
送ることが出来るようになりました。
ですが、
この、私の、心の中に流れる、
“風来坊のような気分”
は、たぶん一生消えないのでしょう。







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