→1人アタリの生産量が落ちる
→生産物の単価があがる
「同一労働同一賃金!」
→全体的な人件費が上がる
→生産物の単価があがる
「労働環境の改善!福利厚生の充実!」
→経費の増大
→生産物の単価があがる
色々と議論されていますけど
最終的には行き着くところは
“改革に必要な全ての経費を
生産物価格に添加出来るかどうか”
が最も鍵になるんじゃないでしょうか。
国や経済団体が全ての経費を
補填してくれるならいざ知らず、
“経費がかかる”=“より売上が必要”
というのは火を見るより明らかな
企業活動の基本中の基本です。
政府や大手は簡単に
「ブラック環境をなくそう!」
と言いますが
じゃあ下請け企業が労働環境の改善をして
「経費が増えた分、納入単価を上げていいですか?」
と聞いてきたらOKするのか?
絶対しないよね。
ただでさえ下請けイジメのように
単価を圧迫してこき使ってるのに。
その上、
1社だけがそれをやっても、
改革をやらない安い単価で納入してくる
他の下請けに仕事が流れるだけで、
結局は改革をやった会社は
潰れてしまう羽目になります。
日本の労働環境の改革において
まず根底となる最重要課題は、
「労働や生産物に適正な対価を払う」
という全国民的な意識の醸成と
風土の定着だと思います。
これが出来ないと改革なんて
絵に描いた餅ですよ。







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仰る通りですよ。この国は「他人の労働への対価」に対する意識が低すぎます。まずはそこからですよね。
って所でまた炎上芸人が余計な事しやがりましたけど。ホント腹立つ。
その辺の教育もきちんとして、お金の教育もきちんとして、その上でドイツの閉店法みたいな法律を作らないと、日本の労働環境はまともにはならないでしょうね。
あと十数年かかるんだろうなぁ。
お笑い絵本作家さんは完全に自己陶酔と炎上商法のブレンドですよね。
政府も本気で労働環境改善を目論むなら、まず大企業を基準に考えるのではなく、中小零細企業を基準にして考えてほしいですね。