貧乏神様は
時折手を緩めることもありますが、
決して解放してくれることはなく、
常に一定ラインの貧乏を維持するように
私にちょっかいを掛けてきます。
ただ、
これまでの貧乏人生において
“波”はありました。
最初の記事でも書いてますが、
「少し運気が上昇してきたかな?」
「月々の収支が少し楽になったかな?」
と思う時期もありました。
しかし必ずその直後に、
大きな借金を背負う羽目になります。
それの繰り返しでした。
今、私の貧乏バイオリズムは
“やや楽期”に入っていると思われます。
今年か来年にはまた
貧乏大震災の衝撃が
襲うことでしょう。
いつものことです。
予兆もあります。
さて話は代わって、
私の友人にも貧乏神に愛された青年がいます。
“サブローくん”です(仮名)。
サブローくんはアラフォーです。
アラフィフの私より年下です。
彼もまた貧乏神に愛された人生を送っており、
幼少期からの人一倍の苦労に加え、
今現在も背中に背負った疫病神のせいで
大きな借金を負っています。
彼の貧乏バイオリズムは
今、“底辺期”に近いようです。
かなり追い詰められています。
貧乏道の先駆者で大先輩である私は
彼からの相談をたまに受けます。
貧乏俠客界の仁義として
金を貸したりやったりはしません。
貸す金も無ければ
やる金もありませんし。
先日もサブローくんから
借金問題解決の相談を受けました。
私は私の出来る範囲でアドバイスします。
「どこそこの金融機関が審査甘いよ。」
とか
「まずは疫病神をどうにかしないと。」
とか
「いっそ法的手続きに進んだら?」
とか。
そんな中で、
私が自分の借金人生を振り返り、
まう「私も貧乏神に愛されているからねえ。」
と言うと、
サブローくんが、
サブ「どうしたら抜け出せるんでしょうね?」
とチワワみたいな目で聞くので、
私は何の考えもなしに
ふと、
まう「より強い福の神に愛されるしかないんじゃない?」
と答えました。
普段からそういう風に思っていたワケでもなく
その場で口から出た言葉なのですが、
今、考え直してみると、
意外と真理を突いているような気がします。
ちなみに、
私にとっての福の神である
嫁子ちゃんによる評では、
まうぞうは貧乏神に愛されている人
サブローくんは福の神に嫌われている人
だそうで。
私にはどちらが救いが無いのか分かりません。







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私には正確な判断はもちろんできませんが、言葉の感じでは「福の神に嫌われている」方が救いは無いように思います。
隊長は貧乏神のマイナス値を福の神のプラス値で打ち消せますけど、サブローさんはいかにマイナス値の大きい貧乏神を避けるかしかないわけで、マイナスを0にできないわけですからね…。
お二人が貧乏神から愛想つかされる日が早く来るように祈っています。
おお、なるほど。
確かに私は福の神パワーを期待できますが、サブローくんは貧乏神を撃退してやっとプラマイゼロですからね。
彼の今後の幸せを願ってやみません。