憲法の基本精神があります。
何でも誰にも邪魔されず
好きに生きていい国です。
ただし、
日本は法治国家です。
好きに生きるにしても
「法律に違反しない限り」
という前提がつきます。
ですから例えば、
「俺はこの店の弁当を食いたいから食うぞ」
食べる権利はありますから食べていいです。
しかしお金を払わないと逮捕されます。
その店には出入禁止になるかもしれません。
また、
「私はこの通りを歩きたいから歩くわ」
もちろん天下の公道は誰でも歩けます。
しかし彼女が裸だったら逮捕されます。
全て国民皆普通に理解していることと思います。
今回の漫画村騒動。
ネットで発信する権利はあるでしょう。
ですが著作権法違反は犯罪です。
私は遮断されてしかるべきだと思います。
識者ぶったインテリどもが
「今回、サイトの遮断を許してしまうと
将来、政権に都合が悪い情報を遮断されてしまう
恐れがあるからダメだ。」
と言ってましたが、
これこそ本末転倒の極みですね。
「将来、災害時に弁当を略奪できるように
今、弁当窃盗犯を逮捕すべきではない。」
と言ってるに等しいです。
私の例えもうまくあってない気もしますが、
・災害時にお店にあるお弁当を無償で提供する
と決定するのはあくまでもお店側です。
・漫画作品を有償または無償で提供する
ことを決めるのはあくまでも作者や出版社です。
ドロボウが偉そうに権利を主張してはいけません。
私は電子書籍に関しては
「ebookjapan」
を利用しています。
1冊数百円から数千円のお金を払って
購入してから読んでます。
すでに蔵書は2,000冊超。
使ったお金の総額を考えると
夜も眠れませんね。
私、書籍に関しては、
一つのこだわりと言うか
思いがあって、
「読みたいときに読みたい」
です。
ですから人から借りることはほとんどしません。
読みたい本は手元に置いておいて
いつでも何度でも読めるようにしておきたい派です。
“自分が所有している”
ということに意識が向きます。
ですから電子書籍も、
読み放題(もちろん有料で)のサイトや
期間限定制の購入サイトは利用しません。
「ebookjapan」の気に入っているところは
例え作者や出版社の意向で販売中止になった作品でも
一度お金を払って買った作品なら
そのまま読み続けられるということです。
本当に紙の本を購入したのと同じ感じです。
漫画家さんも職業として人件費や諸経費をかけて
漫画を描いています。
出版社だって編集さんの給料も必要ですし
広告宣伝費だって必要です。
そういう“漫画を読者が読める”ようにするために
色々なお金が掛かって“販売価格”が決定されているのです。
おにぎり1個食べるのにもお金がかかって当然です。
漫画だって読むのにお金がかかるのは当然です。
一つだけ追加させていただきますと、
有料で読み放題のサイトについては
私は利用しないというだけで否定する気はありません。
その代金をサイト運営者や出版社や作者で
どう配分するかの決まりがあるのでしょうし、
各者がそれで納得している制度だったら無問題です。
以上、電子書籍についてでした。







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今回の漫画村騒動については、政府のやり方がとか、権利がどうとか以前に、日本の若者、引いてはその親世代は、ここまで創作に対する理解がないのか…とガッカリしましたね。
以前なにかの折にも言った気がしますが、ここまでくると日本は本当に、義務教育でデザインや創作に対する教育(合わせてお金の教育)が必要だなと感じます。
その辺の教育が行き届いていれば、今回の様な騒動には至らなかっただろうと思いますし。
なんか色々とこの国の残念さを見せつけられた騒動でしたわ…。
創作物の価値や対価を払うという意識について、学校教育に必要だと感じますね。
税金のことや年金・保険のこともそうですが、社会常識と言われることについて、全くの無知な状態で社会に放り出される現状が問題なのでしょうね。